『チークフローリング』について(発注から入荷迄)

2022.11.28 未分類

2022年11月



ミャンマーチーク販売 株式会社

 


『チークフローリング』について(発注から入荷迄)

 

 『チークフローリング』について(2)で伐採から貯木場に集積される迄の年月と工程を記述致しましたが、今回はフローリングを発注してからお客様にお届けする迄の行程と期間を記述したいと思います。


 弊社は木材公社の下部組織であった部署が木材公社の民営化により民間企業になった会社と提携してチークフローリングやデッキ材などを安定輸入を行い、販売と責任施工を行っています。

 チーク材は植林から伐採迄、全て木材公社が取り仕切っています。伐採されたチーク原木はヤンゴンの貯木場に集積され保管されます。定期的に競り市が開催され、チーク原木が民間企業に払下されます。
民間企業はこの入札に参加して、必要な原木を確保します。外国企業で入札に参加出来るのはインド業者2社のみです。


 弊社は3ヵ月毎に20フィートコンテナ満載になる程度(800~900㎡)のフローリング等を発注しています。 現地契約企業はこの発注に基づき、必要な原木を入札に参加し確保します。 ※現在、チークの丸太や加工されていない角材(S4S)は輸出禁止です。  弊社は発注に先立ち、現地企業と『Sale & Purchase Contract』を締結します。締結後直ちに前渡金を (Advance Payment=契約額の50%)送金します。契約は米ドルでCIF契約です。 (※CIF契約=Cost Insurance & Freight:現地企業が、港までの輸送費・輸出通関費・海上輸送費・保険)  を負担する。


 現地企業は前渡金(Advance Payment)入金後、直ちに製造開始します。原木の在庫が無い場合は入札 に参加して、必要な原木を確保します。


 先ずは原木から生産製品に適した木取りを行います。厚み15mmのフローリングであれば、厚み19mm の原材を取ります。長さが仕上がり909mmの場合は916mm・仕上がり1,820mmの場合は1,830mm の原板を製材します。この原板を約4週間掛けて含水率が15%になる迄、自然乾燥(天日乾燥)します。 含水率が15%以下になり次第、原板は乾燥炉に入れ、含水率が、床暖房対応原板は8%、一般原板は10% になる迄、調整します。この期間は1週間が必要です。

 含水率調整後、見映えの悪い杢目の原板や極端な色調の原板材は除外します。その後フローリング加工に 着手し、製品の自主検査を行います。加工と検査に2週間を要します。原木板取からフローリング加工迄に約7週間(50日間)要します。

 従って、原板取り作業から製品自主検査迄7週間(50日間)を要します。


 その後、弊社契約社員による製品検査を行います。製品検査に輸出予定製品全てが合格した時点で、 弊社は 契約額の残金を振り込みます。現地企業は契約額全額の入金が有った旨、銀行のエビデンスを添え 天然資源・環境保全林業省に輸出許可を申請します。輸出許可を取得次第コンテナをヤンゴン工場に持ち込み、森林局係員立会いの下コンテナに積込みます。

森林局係員の立会いの下、コンテナに積み込み、封印します。その後。ヤンゴン港に運び船積みします。 船積みまでに要する期間は約8週間(60日)です。


 コンテナはヤンゴン港出港後、3週間で日本に到着します。従って、製品発注から日本の港に到着する迄11~12週間(80~90日間)を要する事になります。港に到着後通関検査などに数日を要しますので、倉庫に格納する迄は、85~95日間を要する事になります。その後、ご希望の塗装仕上げをしてお届け致しますには、更に2週間必要となります。

 従って、お客様にはご注文頂いてからお納めさせて頂く迄には無塗装材で100日間、塗装仕上げをした場合は115日間の納期を要しますとお話申し上げています。
※特別にお急ぎの場合はコンテナ便ではなく、混載船便で輸入する事も可能ですが輸送費がかなり割高になります。

 以上はご注文を頂いてから納品までの行程(日程)をご案内致しましたが、多くの製品は需要動向を

 見極め、欠品しないよう、計画発注し、名古屋倉庫(一部は東京平和島倉庫)に保管しています。

 従って,ご注文後、無塗装材であれば3~4日間、塗装仕上げを行った場合は12~14日間でご指定場所にお届け申し上げます。是非、ご相談頂きますようお願い申し上げます。


工場に於ける原木貯木状況

帯鋸による木取り作業

天日乾燥状況

工場風景

製品検査風景

梱包状況とコンテナ積載風景

森林局係員立会いの下封印

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